
「お早よう」と元気よく子供たちが駆け込んでくる。
にっこりと一人一人を向えるやさしい先生。 手には、途中で見つけた花や虫が握られています。 どの子も目が輝いて―。
子供の後ろから、お母さんも「お早うございます。」 こうして今日も楽しい一日が始まります。
思っ切り遊んだ子供たち、おいしいお母さんの手作りの弁当。 待ちきれないように、にぎやかにいただく。
「また明日遊ぼうね」と期待に胸をふくらませ「さようなら」 と手をつないで、お母さんのもとへ駆け寄る子供。
登校拒否だ、校内暴力だ、非行だと騒がれている今日。 この子らを見ていて不思議でなりません。 子育てに教育にどこか間違いがありはしないかと考えさせられます。
お利口な子、素直な子にとあまりにも急ぎすぎています。 どの子も、自分の力でじっくりと時間をかけ、時には逆もどり をしながら育つ力をもっているのに。
いっぱいの興味や関心を持ち、感動し、たくましく、心豊かに 伸びろ、子供たち。
私達は、人間形成の大切な基礎作りである幼児期の教育に、 精一杯の努力をしています。
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