生命(いのち)を伝える教育
「命が大切だ」といいますが、「命って何?」と聞かれたとき、言葉で答えることは難しいですね。特に幼児に対しては、無理と言ってもいいでしょう。でも、この時期しかできない生命(いのち)の教育があります。
自由ヶ丘幼稚園には、コイ、カメなどの仲間がいます。アサガオやサツマイモの栽培もしています。こうした生き物(「生命」)と時間や空間を共有する中で、生命を感じて欲しいと願っています。
自由ヶ丘幼稚園の時間(とき)はゆったりと刻みます。あわてない、あせらない、そういう大人(保育者や先生)の心持ちの中で、子どもたちは好きな遊びを存分に楽しみ、そして、多くのことに気づきます。大人にいわれて、無理矢理やらされるのではなく、「やりたいと思ってやる」という姿勢を幼児期に育てること、「よし、やろう」という心を育てることを大事にしたいと考えています。 |